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不動産会社は、全国に店舗を展開している大手不動産会社もあれば、その地域に密着した小さな不動産会社もあります。

大手であれば知名度から、ある程度の信頼はできますが、無名の不動産会社であれば、不安になりがちではないでしょうか。

そのような場合は、その不動産会社の信頼度を知る一つの目安として、不動産の免許証の番号をチェックしてみましょう。

免許証を番号をチェックすることで、その会社が、どのくらいの年月、不動産会社を営んできたのかが分かります。

このページでは、不動産会社の免許証の番号の見方について、ご紹介させていただきます。

不動産の免許証とは?

不動産の免許証とは、正式には、宅地建物取引免許証と言います。

この免許証が無いと、不動産業を営むことはできません。

宅地建物取引免許証には、以下の2種類があります。

  • 国土交通大臣免許
  • 都道府県知事免許

複数の都道府県に店舗を持って営業している不動産会社は、国土交通大臣免許になります。

それに対して、一つの都道府県だけで営業している不動産会社は、都道府県知事免許になります。

これを知っているだけでも、その不動産会社の規模を知ることが出来ますね。

しかし、もっと注目したいのが、免許証の番号です。

免許証の番号の見方

免許証には、「国土交通大臣(1)○○号」や、「○○県知事(4)○○号」など、免許の番号が表示されています。

この(1)(4)という数字を見れば、その不動産会社の年齢が分かります。

宅地建物取引免許証は、運転免許証と同じように更新しなければなりません。

更新期間は、平成8年以前までは3年に一度でしたが、現在は5年に一度となっています。

この(1)や(4)の数字は、更新した回数になります。

例えば、免許を取得して3年目の会社であれば、まだ1回も更新しておらず、(1)となります。

それに対して、免許を取得して16年目の会社であれば、3回更新しており、(4)となります。

したがって、この数字が大きいほど、長年営業することが出来ている不動産会社として、信頼できそうだと判断する一つの目安になるわけです。

しかし、これはあくまで、目安としてとらえてください。

なぜなら、老舗の不動産会社でも、正当な理由があって(1)となっている場合もあるからです。

数字はあくまで、免許を取得してから、更新した回数である。

数字はあくまで、その免許を取得してから、更新した回数となります。

例えば、ある不動産会社が東京都のみで16年間営業している場合は、「東京都知事(4)○○号」となります。

その後、売上がどんどん伸びていき、埼玉県に新たに支店を作ったとします。

すると、複数の都道府県で営業することになるので、都道府県知事免許から、国土交通大臣の免許証に切り替えなければなりません。

すると、「国土交通大臣(1)○○号」から、再度スタートするルールになっています。

したがって、(1)でも、老舗の不動産会社はあるわけです。

逆に、開業したばかりの不動産会社が、いきなり(7)になるケースは無いので、その辺はご安心を。

 

以上、「無名の不動産会社が不安なときは、免許番号をチェックしよう!」でした。

あくまでも、目安としてとらえてくださいね。