賃貸借契約書の写真

こんにちは!不動産ハッカーの管理人です。

賃貸住宅を借りる際には、契約書や住民票、連帯保証人の印鑑証明などの契約書類を、入居前に提出することが一般的です。

通常、不動産会社が指定する期限までに提出しなければなりませんが、もし間に合わない場合はどのように対処したらいいのでしょうか?

そこで今回は、元不動産営業マンの経験を生かして、対処方法について詳しくお話しさせていただきます。

1.必ず仲介業者(不動産会社)に相談するべし。

提出期限までに契約書類が間に合わない場合は、必ず事前に仲介業者に相談をしましょう。

不動産会社が指定する提出期限までに間に合わない場合は、入居日前までに提出することでOKなケースが多いです。

もし入居日までに間に合わない場合は、相談して後日提出することを約束することでOKなケースが多いです。

ただ、なかには相談してもNGな管理会社があり、最悪の場合は入居日に鍵を渡してもらえないことがありますので、注意が必要です。

結局のところ、管理会社もしくは大家さんがどのように判断するかになります。

1-1.間に合わなくてもOKなケース

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仲介業者になぜ間に合わないのかを説明し、いつまでに提出できるのかを伝えましょう。

例えば、「連帯保証人の仕事が忙しいため印鑑証明が間に合わないが、〇日までには提出できる」などです。

そうすることによって、入居日に鍵を渡してもらえるケースは多いです。

この場合、後日提出することを約束するために、不動産会社が用意した「念書(証拠になるよう、念の為に書き記す書類)」に住所・氏名をサインしたりします。

ただ、契約金(初期費用)は支払っておく必要があります。
契約金の支払いがなければ、話になりません。

また、先に提出できる書類だけでも提出をしておくことが好ましいです。

1-2.間に合わなければNGなケース

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管理会社のなかにはルールが厳しく、融通が利かない管理会社も存在します。

入居日までに一つでも契約書類の不備があれば、鍵を渡してもらえないケースも実際あります。

もし県外から引っ越す段取りをしていたり、引っ越し業者を手配している場合は、面倒なことになってしまいますので要注意です。

鍵を受け取ることができなければ、数日間ホテル住まいになったり、引っ越し業者によってはペナルティーがあるかもしれません。

もし仲介業者もしくは管理会社に落ち度がある場合、たとえば契約書類を受け取るのが遅くて間に合わないなどの場合は、あなたに落ち度はありません。

仲介業者もしくは管理会社に責任をとってもらいましょう。


ちなみに、管理会社は大手企業から中小企業までありますが、どちらかというと大手企業の方が融通が利かない傾向にあり、中小企業の方が融通が利く傾向にあります。

また、賃貸契約には下記の2つのパターンがあります。

  • 仲介業者を通して、管理会社の物件に申し込んだ場合
  • 直接管理会社の物件に申し込んだ場合

上記では、直接管理会社の物件に申し込んだ場合の方が、融通が利きやすいです。
なぜなら、入居者と管理会社が直接やり取りをするからです。

間に仲介業者がいる場合は、管理会社は仲介業者とやり取りをするため、厳しくなりがちになります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

賃貸契約で契約書や住民票、印鑑証明がどうしても間に合わないときは、仲介業者に相談することです。

提出期限に間に合わなくても、入居日前までであればOKなケースが多いです。

入居日までに間に合わない場合は、相談して後日提出することを約束することで、入居日に鍵を渡してもらえるケースが多いです。

ただ、契約金は支払っておき、提出できる書類は提出しておきましょう。

しかし、管理会社もしくは大家さんが厳しく融通が利かない場合は、入居日に鍵を渡してもらえないことがありますので、要注意です。

その場合は、仲介業者や管理会社に落ち度がないのか、今一度考えてみましょう。

以上、参考になれば幸いです。