エアコンのイメージ写真

こんにちは!不動産ハッカーの管理人です。

マンションや一戸建てなどの不動産を売却する際、エアコンや照明は取り付けたままにした方が良いのでしょうか?

それとも取り外した方が良いのでしょうか?

このページでは、元不動産営業マンがこの件について語りたいと思います。

売買価格には、ほとんど影響しない

エアコンや照明の有無が、売買価格に影響することは、ほとんどないでしょう。

一般的に、エアコンや照明が付いていようがいまいが、さほど変わりません。

エアコンや照明は、あくまでもオマケ程度です。

また、エアコンや照明が付いているから購入する訳ではありません。

お客様は、もっと他の部分(間取りや水回り、立地条件など)を見て、購入することを決めています。

なので、もし新居で必要な場合は、取り外して持って行ってもかまいません。

新居で必要ない場合は、買主の判断にまかせても良いでしょう。

ただ、売却活動をするときには、取り付けてあると売れやすくなります。

その理由は以下の通りです。

取り付けてあると売れやすい

売却活動をする際は、エアコンと照明が取り付けてあると売れやすくなります。

なぜなら、お客様が室内を見学しやすくなるからです。

エアコンに関して

真夏の暑いときは、エアコンがなければ室内の温度が上がります。

お客様が見学に来た際、室内が暑いと外に出たがって、商談が進まないケースがあります。

快適な温度で見学できるようにしておいた方が、売れる可能性が高くなります。これは真冬も同様です。

一部屋でも良いので、エアコンを残しておくことが理想です。

照明に関して

また、照明がなければ室内が暗くなります。暗い部屋だとお客さんに良い印象をもたれません。

エアコンは無いなら無いでもなんとかなりますが、照明は必ずあったほうが良いです。

例え年代物でも、新居で必要なければ残しておきましょう。

もし、買主が欲しいといったら差し上げて、いらないといった場合には引渡し前に撤去しましょう。

故障などの保証はしなくて良い

買主にエアコンや照明を差し上げたとて、もし引渡し後に故障した場合は、何か特約がない限り、売主は保証しなくても大丈夫です。

瑕疵担保責任と言って、買主は法律により保護されていますが、エアコンや照明の故障は該当しません。

ただ、売買契約時に付帯設備表と言って、エアコンや照明が何台付属するのかなどをまとめた書類を作成し、署名・押印を行います。

後々のトラブルを防ぐために、故障している場合は正直に申告しておきましょう。分かる範囲で結構です。

まとめ

  • エアコンや照明の有無が、売買価格や購入意欲にさほど影響しない。
  • エアコンや照明は、売却活動時にあったほうが売れやすい。(特に照明)
  • 引渡し後に故障したとしても、保証しなくて良い。

 

以上、「マンションを売却する際、エアコンや照明はどうした方がいいの?」でした。

参考になれば幸いです。