事務のイメージ画像

不動産の事務の仕事は、やりがいがあるのでしょうか?

結論から言うと、やりがいを求めてする仕事ではないと思いますが、悪い仕事ではありません。

もちろん、何をもって「やりがい」とするかにもよりますが・・・。

このページでは、元不動産営業マンの私が、このことについて語りたいと思います。

淡々とこなす事務仕事

不動産業の事務は、他の一般的な業種の事務と同じように、淡々とこなす事務処理が多いです。

私が勤めた売買仲介会社では、事務員さんの主な仕事は以下の内容でした。

  • 契約書作成
  • 軽い電話対応と接客の対応
  • 経理関係
  • お茶出し、コーヒー出し

他にも細かい仕事をいっぱいしていますが、イメージ的にはこんな感じです。

事務職は、出来て当たり前の仕事が多く、営業と違って仕事が出来たとしても評価されにくいです。

営業には「売上げ」という分かりやすいものがありますが、事務にはそれがありません。

また、裏方的な仕事なので、お客さんからの「生の感謝の声」を聞ける回数が少ないです。

他にも色々と要因はありますが、やりがいを感じにくい環境だと思います。

ただ、当たり前ですが何を持って「やりがい」とするかは、自分次第です。

私が勤めた会社の事務員さん

私が勤めた会社の事務員さんは、「やりがい」などを考えずに、割り切って仕事をしている方が多かったように思えます。

営業と比べて、事務には良い点がいっぱいありました。

  • 給料は少なめだが、固定給のため安定している。
  • ボーナスがある。
  • 営業と違って、上司からうるさく言われにくい。
  • 定時で帰れる。
  • 休みがしっかりととれる。
  • 長く続けられる仕事。

みなさんプライベートを充実させて、仕事の方も、営業マンと笑いあがら、楽しそうにこなしていました。

宅建を持っていると、やりがいを感じるかも

不動産業には、宅建を持っている人にしか出来ない仕事があります。それは、重要事項説明です。

不動産会社には、売買や賃貸などの契約時に、重要事項を説明する義務があります。

宅建を持っていない営業マンは大勢いますので、事務員さんが替わりに説明するケースはあります。

宅建を持っている人にしか出来ない仕事なので、やりがいと感じることが出来るかもしれません。

 

以上、「不動産の事務は、やりがいがるの?」でした。

参考になれば幸いです!