新卒 ガッツポーズ

不動産の売買は、お客さんにとって人生で一度あるかないかの高額な買い物です。

これから不動産の売買仲介の会社へ就職する方は、「はたして自分に来るのか?」との不安が、少なからずともあると思います。

実際、私がそうでした。不安だらけでした。

しかし、あまり偉そうなことはいえませんが、不動産の売買仲介は、新卒でも未経験者でも、やる気があればできます。

こう言ってしまうと漠然としてしまいますが、私は新卒で就職し、3ヵ月後には700万円の中古マンションを仲介することができました。

社会人経験が無く、内気な性格で大人とろくに話すことが出来ない私でも出来たのです。だから、出来るはずです。

お客さんが気に入れば買ってくれる

売買仲介であれば、お客さんから問い合わせなどの反響があってからの営業が多いと思います。

飛び込み営業ではありません。お客さんが買いたいと思ったら買ってくれます。

私が初契約した話になりますが、週末の土・日に、中古マンションでオープンハウスを行いました。

すると、同じマンションの老夫婦が見学に来られて、即決してくれました。これにはビックリさせられました。

話を聞いてみると、同じマンションの他の階に、息子夫婦が暮らしているらしいです。

今考えると、こういうケースは多々あります。お客さんは、既に物件のことをある程度把握してたので、ラッキーでした。

まだ右も左も分からない若造の私は、お客さんに「まだ経験浅いですが、よろしくお願いします!」と深々と頭を下げました。

このときのことは、涙が出来るほど嬉しかったので、今でも鮮明に覚えています。

社内でも人間関係を作ることも大事

最初の頃に学んだことですが、営業マンは孤立しがちで一匹狼のイメージがありましたが、社内でも人間関係を作ることが大事です。

実際に、私と同時期に入社した中途採用の同期がいました。

新卒の私と違って中途採用なので、社会人経験者があり、なおかつ営業経験者でトークも出来き、さらには、宅建も持っていました。

しかし、結果的には、私が年間9件契約できたのに対して、彼は年間2件しか契約できず、クビとなってしまいました。

その原因は、社内での人間関係でした。

私は新卒で初心だったので、先輩方が可愛がってくれました。仕事を教えてくれて、色々と情報も提供してくれてました。

それに対して中途採用の彼は、少し曲がった性格で、影で悪口を言われていました。

先輩営業マンは、彼に対して情報を提供しませんでした。放置状態で、なかなか契約もできませんでした。

不動産業界は、業者間の関係が大切ですが、これは、社内でも言えることだと思います。

 

話はそれましたが、不動産の売買仲介は、金額が高額なので難しそうに感じるかもしれませんが、意外と契約できます。

住宅メーカーのような新築と違って、サクッと買うときは買ってくれますので。

以上、「不動産の売買仲介は、新卒や未経験者でもやれば出来る!」でした。